2008年です。東京でFPの研修を受けた際に、そこでFP名人を勧められたのがきっかけです。
FPの事業を始めるにあたって、キャッシュフロー表の作成ソフトを探していたのですが
当時はまだFP名人以外にFP向けのパッケージソフトってあまり無くて…。
他に無かった、というのが正直なところです。(笑)
FP名人を初めから使用していましたので、導入前と比較することはできません。
他のツールとの比較、という観点でお話します。
FP名人を使用しながら他社さんのソフトが出る度に試していましたが、キャッシュフロー表を作るだけなら、どのソフトでもある程度可能です。しかし、ご提案や改善案といったコンサルティングの部分まで含めて考えると、やはり機能不足を感じてしまいます。
FP名人はキャッシュフロー表を作るだけでなく、税社保といった部分を単独で表やレポートとして作成もできる、このあたりの機能の充実は、他にないものだと思っています。
私のようにトータルでご相談から改善までを行うFPにとっては非常にありがたいツールです。
住宅ローン関係の機能が充実しているのが良いですね。単純に返済をグラフ化できるだけでなく、繰り上げ返済を行った場合にどうなるか、また行う前と行った後でどう変わるか等、細かくグラフで確認することが出来ます。弊社の場合ですと、住宅取得・住宅ローン見直し相談を入り口に、ライフプラン作成までつながることが多いです。
あとは近年話題にあがることが増えましたが、確定拠出年金(DC)に対応しているのもありがたいですね。計算機能がついているのも便利で、非常に使いやすいです。
コロナ禍や老後2000万問題などの影響もあって、ライフプラン作成の依頼は増加傾向にあります。高校・大学での金銭教育が広まり、こうしたことに関心を持つ方が増えれば、我々のような人間への需要や業界の発展に繋がっていくのではないかと思っています。